住宅ローンの基本・審査・金利の仕組み

―「なんとなく不安」の正体を整理する―

マイホーム購入を考え始めると、必ず出てくるのが住宅ローン。
「難しそう」
「失敗したら怖い」
「よくわからない」
「どこの銀行も一緒?」等
そう感じる人は多いですが、
実はポイントを押さえれば仕組みはシンプルです。
今回は、住宅ローンの基本・審査・金利の仕組みを、
できるだけ噛み砕いて解説します。

① 住宅ローンの基本|借りられる額より「返せる額」

  
住宅ローンは、
銀行などの金融機関から長期間お金を借りる仕組みです。
返済期間は最長35年が一般的。
(最近は40年まで借りれる銀行もでてきました)
  
ここで大事なのは、
「借りられる金額」と
「無理なく返せる金額」は違うということ。
 
目安としては、
•毎月返済額:手取り収入の25%以内
•ボーナス払いは極力控える
この考え方が、購入後の生活を守ってくれます。
  

② 住宅ローン審査で見られるポイント

 
「審査って、年収だけを見ているの?」
実際は、もっと多くの点がチェックされています。
主な審査項目は以下の通りです。
  
•年収・勤続年数
•雇用形態(正社員・契約社員・自営業など)
•他の借入(車のローン、カードローン等)
•返済負担率
•購入する物件の担保評価
特に見られるのが返済負担率。
年収に対して返済額が高すぎると、
審査は厳しくなります。

③ 審査に通りやすくするための考え方

  
住宅ローン審査は「完璧」である必要はありません。
大切なのは、リスクが低いと判断されること。
•不要な借入は事前に整理する
•収入証明は正確に
•借入額を少し抑える
この3つだけでも、結果が変わるケースは少なくありません。
   

④ 金利の仕組み|変動?固定?どちらが正解?

  
住宅ローン金利は、大きく分けて3種類。
•変動金利:金利が低めだが将来変わる可能性あり
•固定金利(全期間固定):金利は高めだが返済額が変わらない
•固定期間選択型:一定期間だけ固定
  
「どれが正解か?」と聞かれることが多いですが、
正解はライフプランによって違う、が答えです。

⑤ 金利は何で決まる?

  
金利は、金融機関が適当に決めているわけではありません。
•市場金利
•金融機関の方針
•借りる人の信用力
これらを踏まえて決まります。
同じ年収・同じ物件でも、
金融機関によって条件が変わるのはこのためです。

⑥ 住宅ローンで後悔しやすいポイント

  
よくある後悔は、こんなケースです。
•月々の返済額をギリギリまで上げた
•金利だけで選んでしまった
•将来の支出(教育費・車・転職)を考えていなかった
  
住宅ローンは「組んだら終わり」ではなく、
長く付き合う契約だということを忘れないことが大切です。

まとめ|住宅ローンは「理解すれば怖くない」

  
住宅ローンは確かに大きな決断ですが、
仕組みを理解すれば、必要以上に怖がるものではありません。
•借りすぎない
•審査ポイントを知る
•金利の特徴を理解する
  
この3つを押さえるだけで、選択の質は大きく変わります。
「自分はいくらまでなら安心?」
「どの金利タイプが合っている?」
そんな疑問が出てきたら、物件探しとセットで住宅ローンを考えるのが、実は一番失敗しにくい方法です。

 

kugata2 (1)
この記事を書いた人
株式会社KN不動産 代表取締役社長
久賀田 康太

寝屋川高校卒
関西大学法学部卒
住友不動産販売株式会社を経て、現職
(保有資格)
宅地建物取引士
マンション管理士
賃貸不動産経営管理士
管理業務主任者(未登録)
 


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